30年目に気が付いた父の大罪
妻と子供が溺れていたらどちらを助ける?
よくある質問に父が出した答え「2人助けたいけど無理なら最初は母かな」、母も「悪いけどもちろん父」。それを平然と子供である私の前で言ってしまう両親。でもそれが普通だと思っていた。しかし、友人たちが子どもを持ち始めて慈悲深いまなざしで言うのは「子ども。夫は自力でなんとかがんばってもらう」、彼女らの夫は「もちろん二人ともだけど無理なら子どもの前では子どもだよって言っちゃう」。
母からの虐待を止めてくれなかった
母からの私への躾というヒステリーかつ暴力は、毎日毎月ではないにしても数か月に一度はあった。それが幼稚園から高校生まであったということは、そのあいだ父はなにをしていたのだ?母が私にヒステリーを起こしている間は自分には向かってこないからラッキーなどと思っていたら...私は両親のサンドバッグだったに違いない。実はこのことにふと気が付いたのは、なんと先月のことだった!
母による洗脳「父は私のことが大好きなんだよー」という言葉を私は30年間一心に信じていたのだ。それは間違いではない。なぜなら父とふたりきりで旅行だって飲みにだって行っていたんだから。ただし大好きとは言ったが愛してるとは言っていない。
父は面倒なことを避けたがるのではないのだろうか
虐待に介入すれば今度は自身が母から攻められる、もやもや揉めるのは面倒だそれなら縁切ってしまえ、キレた母と私の間に入り母のヒステリーに付き合うのはもう面倒臭い。
父は母の言いなり、母がそんなに好きなら仕方がない、なにも求めない、私ももう気が付いてしまったんだから。