父へ
母からいつも「ノスケさえいなければ、父とケンカすることもなく穏やかな暮らしができるのに!ノスケのせいで父にも怒鳴ってしまうしイライラする」と今までに何度も言われ、その度にごめんなさいと感じてきた。しかし私が結婚して自然と少しずつ距離を置き始めると、母の今度のターゲットは父になったようだ。父へ…幼い時のようにサンドバッグだった私はもうそこには居ない。
こんなエピソードもある。ある夜母が父にヒステリーを起こし家を飛び出て私の夫の実家に駆け込み、一泊していったという話。幸い私は義母と仲がよく、義母も母のことを好きだと言ってくれているので、そのことは特に何とも思わなかったのだが、やはり、子のモノは親のモノとかいう毒親の考えなのだろうか。