stand on my own feet...

ひとり娘(2015年3月現在30歳・既婚・子ナシ)が、ある日(2015/03)突然、実親から絶縁メールを受信! のち、フラッシュバックを起こしてしまい解毒用ブログをここに開設。 2015年、初めて毒親の意味を知る。ネット上で数々の共感できる話題に救われたので、私の経験も役立てばいいな。

母とイタリア旅行

6年前母が連れて行ってくれると言ったので、ありがたく行ってきました、イタリア!ヒステリーを起こされるとは思わずに!

それは旅行3日目の昼から夜にかけてだった。

3日目の午後、ウィンドウショッピングをしようと思い、もともとウィンドウショッピングが大嫌いな母に「部屋に戻っていていいよ」と言った。その言い方気に入らなかったのか突然怒り出してホテルへ帰ってしまった。あーやっちゃったと思うも、放っておけばいいやと私はショッピングを続行。部屋に戻る途中ジェラートを買って帰り、ご機嫌を伺う。まずまず悪い。ディナーはなんとか一緒に行くことができた、が、食事も終わりかけのころ突然母爆発!

母「私のこと邪魔者扱いにして!なんで連れてきてあげたのに私がこんな肩身狭い思いをしないといけないの!」などと泣きながら小声ながらわめき始めた。私は異国のレストランでこれ以上母をヒートアップさせてはいけないと思い、母の言い分を冷静にうんうんと聞いていた。いつにも増して冷静な私を見た母は「私のことバカにしているんでしょう!」などと私を怒らそうと口撃してくる。そんなテには乗るか、謝ってなだめてなんとか機嫌を治してもらってひと段落。

イタリアで、母の他人へのパーソナルスペース侵害に口うるさく注意していたのも一因だと思う。チャキチャキ行動の母は横断歩道で待っているとき、待ちきれずに?自分の前に立っている人に体が付きそうなくらいに詰め寄る。しかも相手は外国人。それを何度も咎めてしまっていたのだ。それと初めてのイタリア、右も左もわからないのに先へ先へとスタスタ歩いて行ってしまう母に「地図で確認するからちょっと待ってよ」といつもの低い声で言っていたのも一因か。私は街並みも小さな小路もゆっくり見て歩きたいのに、目的地まで脇目も振らず一直線の母とは合わなかった。