自己愛な両親2
先日、両親が叔母たちと出かけたらしい。叔母叔父いわく「普通だったよ、あれは精神病とかそんな重いものじゃないね!」と。
そりゃそうだ。常時キーキーしていたら、それはただのキチガイだ。
自己愛は表面上の付き合いじゃわからない、タゲられた被害者にしか苦しみがわからないから表沙汰にならないのだ。親世代はこういう「積もり積もったモノがたまたまノスケに向かったのよ。受け止めてあげてね?」
夫に私のこの気持ちを理解してもらえたのは奇跡だと思う。
当時、飛行機の距離に住んでいた親戚には、今さら過去に両親から虐待を受けていたことなんて言えない。
全員に理解してほしいとは思わないけれど、親がヘンと言っておけば、例えば少しでも両親の異変を感じてもらえれば、これから先起こるだろう両親をとりまく環境と私の温度差を受け入れてもらえるのではないだろうか。
私はキチガイと言われるヒトを二人知っているが、よっぽどそっちの方がみんなから『さわらぬ神にタタリ無し。子どもたちが親と不仲でもOK、アレならわかる。』と理解されていて羨ましく思う。