法事・・・終わりの始まり番外編
話はそれだけで終わらなかった。
ついに実の叔母に、親から虐待を受けていたことを言ってしまったのだ。
伯母は今の母を見て「ノスケ母の目が怖い」と叔母へ言っていた、とのこと。その話から、そういえば昔からノスケ母に対して、叔母と伯母は、実は私が小さい時から母の私に対する言動を見て、大丈夫?と不安に思っていたとのこと。
- 母は「父が子どもを欲しがったから仕方なくノスケを産んであげた。」ということを親同士の会話の他にも、子どもである私の目の前でも平然と言っていた
- 母はノスケのピアノが完璧ではないからイライラするいつも怒っている、と言っていたが、プロにでもさせるつもり(笑)?
- 将来は女医にさせたいと言っていたことに驚いた
- ノスケが小学生で円形脱毛症になっていることに心配していた
私の様子を見ていると明るく元気な女の子だったから、母だけがちょっとオカシイのかな?と二人のおばは思っていたらしい。
そんな風に見守ってもらえていたなんて思わなかった。思わず涙が出てきてしまった。こんな話で涙を流すのは、情に訴えているみたいで反則だよね(笑)でもね、私はズルい子だからこのチャンスを逃したくなくて、言っちゃったよ。
「小さい頃から母にも父にも殴られて生きてきた。」
お酒の席であーだこーだ言ってもウザイだけだし、翌朝には覚えていないだろうからサラッとね。
- 怒られて家から出て行けと言われる「交番に行けば孤児院に連れて行ってくれるから。」と説明を受け家を出された
- 母は道具を使ってまで私を叩いてきた
- 父は見て見ぬふりだった
- 父にも不本意な理由で殴られた
- 両親は高校を辞めさせると学校に乗り込んでいったことがある
覚えてもらわなくていい。知ったからと言って、おばたちが両親を避けなくていい。これまで通り普通でいい。ただただ、こんな不自然な家族もあるんだね、と、あきらめてほしいだけ。