危うく私も毒になるところだった
自己愛性パーソナリティー障害とか自己愛性人格障害などのワードを調べていると、両親ともに父も母も自己愛性パーソナリティー障害なのでは?と思わざるを得ない。他人目線で両親の諸症状を当てはめていた時、私も同じだと気が付いた。
夫から小馬鹿にされることが何よりも屈辱
小バカにされるといっても冗談なのはわかっていたが理解できなく、積もり積もって「バカにするな!」とヒステリーを起こしたことがある。
生理前、生理中のヒステリー
PMS月経前症候群だと思っていたが、夫にしかイライラしないし、夫にしかヒステリーを起こさない。それって本当にPMS?自己愛の特徴『ターゲット』が夫だったのでは?
仕事のことで夫を罵る
夫の嫌な部分が目につき、結婚4年目くらいのときヒステリーを起こす。そのときうつむいている夫を見て、何かが沸々としてきたのを覚えている。仁王立ちのしたり顔で地獄の底まで突き落とすようなことを言いまくった。
セックスレス
その後、自覚は無いが夫からの誘いを断ったらしい。それから半年ほどセックスレス。その打開も、なんでしてくれないの!と私がヒステリーを起こす。私が原因だったのに。
これらに対して反省しているが、それはきっと見せかけで、全ての理由に夫が悪いという言い訳を見つけ、そのヒステリーのおかげで今があるでしょ!と思っている自分がいる。それはいけないんだと感じていても、なんだかんだと夫が悪いという理由が覆い被さり私を正当化しているのが現状だ。
そんなの、ダメだ。
それに気づいた今こそ私自身が変わるべきで、夫のおかげで精神科にも通うことなく脱自己愛性パーソナリティー障害ができると。
いわゆる『育て直し』。もう半分くらいはできているんじゃないかな?とふと思う。ここ2-3年は夫をタゲにしたヒステリーを起こすことなく平穏な日々を過ごしている。だからと言って誰かをタゲにしているわけでもない。夫と出会って自分がマヌケ(天然とよく言われるけどシックリこない)なせいで過小評価される、という刺激で自己愛克服(自己愛の、自分が尊大で特別な存在という気持ち)のリハビリを自然と受けていた。大笑いすることを親から嫌悪されていたが、今なら大笑いできる。